今年も無駄に300枚くらいアルバムを聞いた僕が、今日から1日1枚2014年の名盤を10枚くらい紹介していく。10枚程度に絞ったので絶対買っても後悔させないと断言しておこう。ジャンルは洋楽ロック/エレクトロの周辺。結果的に結構マニアックなチョイスになった…

建築業界のその後

インターネットのサイトに素材の下代がガンガン上がっちゃってるのを見ると、もう分離発注してしまえやって思う。 一番難しいのだけど、あとは職人さえ抑えられればできる。 職人.NETみたいなのがあると、小中堅どころの建設業界はたちまち破綻するはず。 実…

the Bohemians / 恵比寿リキッドルーム

山中さわおが来てた。 山形から東京へ出てきてよかったというボヘミアンズ。感動しました。さわおさんが見に来ていて、僕がなんでこの若いコたちを気になるか分かった気がする。 すなわちひねくれたロック魂とポップミュージックに対する限りない憧れででき…

ストレイトストーリー / デヴィット・リンチ

ストレイト・ストーリー リストア版 [DVD]出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売日: 2012/07/13メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログを見るジョンディアの芝刈り機が欲しいという施主のために見返して、アメリ…

自転車と都市

自転車の移動を前提に都市を見直すと何が違ってくるかってまず決定的に建物がどっち車線に建ってるかで意味合いが違ってくるよね。たとえば坂があると下り 側と上り側でその横を走り抜ける自転車のスピードは30kmくらい違うから、その辺りで都市の構造が全然…

音楽と贈与

こういうのは市場原理主義(等価交換)が社会を悪くするひどい例だと思う。自分のところで抱えているアーティストが今まで違法ダウンロードの音源を全く聞いたことがないとでも思ってるのだろうか。 @NEWS_0 エイベックスのホームページがひどい件 開いただけ…

建築の大転換/中沢新一 伊東豊雄

建築の大転換作者: 伊東豊雄,中沢新一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/02/23メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見るコルビュジェは重農主義だと感じることがあります。伊東交叉(キアスム)とは、主体と客体が相互に交叉し…

スタジオムンバイ展@ギャラリー間

最終日だったので腰にコルセットぐるぐる巻きにしてスタジオムンバイ展行ってからの、近代美術館の夏の家見てきました。ギャラ間。最終日で人がものすごい多かったのもあって、あれほどインドを感じられる展覧会はなかった。マサラっぽい匂いが立ち込めたら…

日本の大転換/中沢新一

日本の大転換 (集英社新書)作者: 中沢新一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/08/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (28件) を見る最近八百屋がたまらなく好きな僕だが、中沢新一さんの本読んでたらその理由が分かった。 世の…

寛容性について

長崎出張から帰ってきた嫁が、向こうでは割と大きい交差点でも信号がなくて、その分車が歩行者に対して優しい寛容さがあったと言っていてなるほどこれはと思った。 3.11直後の社会の不便さとそれに対する人々の寛容さについて、もうみんなすっかり忘れてしま…

思考停止をデザインせよ

このまえどうにもならないときに思考停止したくなるという生理現象についてつぶやいたんだけど、その後つぶやきたかったことをちょっと整理してみる。これは10年以上前から、面白いと感覚的に感じたものが、どう面白いのかを言葉で説明しようと積み重ねてき…

上田〜軽井沢

蚕都上田市。製糸場の繭庫 http://t.co/luqtPHhq 製糸場。木造の庇空間が楽しい。 http://t.co/M84QmbIz 上田市。サマーウォーズのモチーフともなった城趾。あの夏で待ってるの小諸市と言い、アニメ押しすごい http://t.co/Lk453TYR

野沢温泉〜菅平

野沢温泉。常に温泉が斜面を流れ落ちていく音が心地よい。そしてこういう公衆の湯屋があちこちにある http://t.co/w0ZfRApp 自転車はさすがに厳しい。ノンヘル原付のおばちゃんが走り回ってた。 http://t.co/d951uSBD 宮本忠長さんのおぼろ月夜の館。いろい…

妻有アートトリエンナーレ

妻有本当によかった。豊かな自然を活かしたアートが点在して 地元のおじいちゃんたちが楽しそうに説明してくれて、都心からそれを見に若い人たちが集まって。考え得る最良の日本の未来じゃないかな。 ペローのバタフライパビリオン。オブジェとしては文句つ…

サマーソニック2012

今年のサマソニ見てるとクリマン運営厳しそう #SummerSonic サマソニは僕にとって毎年新しいバンドを追うことで、ロックという規範をベースに今の音がどう変化してるかを発見する作業なのだが、今年のバンドっていうバンドがいない 件#SummerSonic 2010年の…

文化としての建築までの距離について

時々神保町に行って古い建築雑誌を買うのが趣味で、20年前くらいの雑誌を見てるとあまりに現代との分断があってひどい。昔のA+Uとか今と比べ物にならないくらい内容充実してるけど、それでもほとんど価値が見いだせない。 文化というのは継承されないと根付…

科学の先に

オリンピック見てて思った。スポーツ科学みたいに科学として遅れていると顕著だけど、科学っていうのはマニュアル化できるセオリーと、そのセオリーを打ち破る想定外の個体の登場によって進歩してきたのだと。 しかし社会がそういう科学的な発展に対し、足踏…

領土問題

竹島と尖閣の問題で思うのは、日本人があれは日本の領土だと思ってるのと全く同じ感じで韓国人や中国人もそう思っているということと、歴史に真実はないということ。 メタンハイドレートはあるのかもしれないけど、自分のものだと思っているものを人に取られ…

100km郊外発見ツアー 銚子編

銚子ツアー出発一時間前。今は船橋。 http://t.co/PQxb5G3h オランダ風車なう http://t.co/cs0pmV4f 成田なう。 http://t.co/hdmAVh3g 植木の街匝瑳 http://t.co/Dv8zWZjZ 風の街旭市 http://t.co/wZA287tO 銚子電鉄 http://t.co/2BojFHOS 犬吠埼灯台 http:/…

規制するのではなくコミュニケーションを豊かにすること

最近街中自転車で走ってて、何かを違反してるわけじゃないのに萎縮しちゃう。過度な規制というのは伸びやかな社会の可能性を摘み取るだけだ。 車には対自転車用のクラクションをつけて、コミュニケーション能力をあげるべき。今の対車用の音量は癪に障る。車…

360°ビアスタジアム@QVCマリンフィールド

独立したら一度は行きたいと思っていた全席自由席、ビール半額のビアスタジアム。 ファンクラブに入っていたせいで入場料も1000円。結局6杯飲んでしまった。 もう20年間このスタジアムには通っているのだけど、何気に少しずつ改修されて、こうしたイベントも…

ヘルタースケルター 蜷川実花

すげかった。沢尻エリカがおかしくなっちゃうのもうなずける。 若さで勝負した人というのは、 若さの賞味期限が来る前に新しい武器を見つけなければいけないという人生の定理。

「スープ〜生まれ変わりの物語〜」/大塚祐吉

死んでしまったあの世ではスープを飲まずに生まれ変わると前世の記憶を持ったまま生まれ変われるという。 シンプルな設定の割に展開はだらだらと長いが、デートで見るには最適。 見終わって、お互いの前世について話し合うなど

あめつち 川内倫子@東京都写真美術館

日常について考えた。川内さんは日常の中の煌きを切り取ってくる写真家。 日常というのはつまり共感のことである。 僕らはその煌きを自分の体験に共感させて写真を見る。 だから写真には奥行が生まれてくる。時間が流れているように見えてくる。

トーマスデマンド展@東京都現代美術館

紙で作った空間の模型を撮影した写真作品を撮るドイツの作家。 非常にまどろっこしい手順を踏んでいるけど、 紙でつくられた模型は抽象化されるので、写真を抽象化するためにわざわざ現実にあったものを(社会的な事件などがモチーフにされることが多い)模…

ツカパー2012

年に一度の塚本研OB会。今年から百年記念館でなくなってしまったが、年に一度、塚本先生がその後どいう研究と実践を行っているのかを知る楽しい機会。 建築ー都市ー国家という磯崎さんに対し、建築ー振舞いー生命という塚本さんの関係性が、非常に東大に対す…

スカパラ@代々木第二体育館

代々木の第二はなかなか入ることがないので貴重。 中央にステージで360°から見れる構成がスタジアムっぽい。 スタジアムが劇場と圧倒的に違うのは観客も見られる立場になっているところ。 この一体感は格別。 ライブの楽しさがわかってない人は一度スカパラ…

これからのこと

ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ http://blog.livedoor.jp/ygjumi/archives/67639066.html ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。 これはかなり衝撃的な問だった。侵略の歴史である英米的な資本主義の開…

ものの価値の破綻

情報革命がこんなにもいろんなものを無料にしてしまうとは正直考えていなかった。自分が扱っている商材がデジタルデータとしてシェアできるようなものである人は、もうその経済価値の先が長くないことを意識したほうがいい。 もしその先にも資本主義の可能性…

マイノリティ憑依

反原発について最近よく思うのは、何十年もこれが国益のためだと思って研究を続けてきた原子力関係者にとって、突然君のやっていたことは諸悪の根源だったと宣告されることって一体どんな気持ちだろうということで、僕だったら辛くて生きていけない。 せめて…