ヒトラー 〜最後の12日間〜

crz_joe2005-08-25

ヒトラーを狂人として片づけてしまうことで、見えにくくなってしまう戦争の真実みたいなものをよく描いている。
温厚な一面も持つ一人の人間を、ここまで壊してしまったもの。
一番怖いのは戦争がイデオロギー化して派生するこうした盲目的状況なのだ。
そういう中でもアルベルト・シュペーアだけは建設的な人間に見えた僕も結構危険なのだろうか。


とにかくドイツにたつ前日にこれを見たがっていた000が、これを見ずにベルリンに発ったことは本当に幸せだったと思う。