2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

都立大アトリエ系飲み

夜、新宿に戻って都立大卒アトリエ事務所勤務ガイズの飲み会に参加。 同じ境遇の人が集まることで許される議論。 強度な地盤がない上での議論もなかなか楽しい。

江ノ島 無防備都市

ものすごい人出のメイン通りを外れると住宅が密集していて、但し全くといっていいほど接道がない状態。幅1.5mくらいの路地に面して玄関ドアがある。 すごいのはそういう路地の中に、隠れて頂上への近道もあって、進入しようと思えばものすごく容易いのに、観…

鎌倉高校前駅

一応、建築ってカテゴリにしておくことにしたけど、「鉄子の旅」を読んで以来鉄道熱が高まっていて、そういえば昔うちにはNゲージがあったから、テツとは言えないまでも潜在的なものはあって、昨今非常にうずうずしている。 で、天気がいいのとかその他のエ…

SENSWARE@スパイラルホール

日本の最新の繊維技術を使ってアート作品をつくる展覧会。原研哉がディレクター ものすごい撥水性のある素材とか薄くて軽いオーガンジーとかフェイクファーとか 最新の繊維技術にアフォードされて、津村耕祐やナガオカケンメイ、佐藤卓、深澤直人といったア…

藤森建築と路上観察 @オペラシティー

スタディ模型もつくらずにスケッチから建築をつくり ほとんど素材にしか興味がないという藤森さんの建築を見て これはマンガ「美味しんぼ」の究極/至高の料理みたいなものだと思った。 道楽でありきわめて文化的な行為。 ものすごく手のかかった小さな建築た…

カーニヴァル化する社会/鈴木謙介

著者が宮台研出身。 根元的な理由や目標を欠いた自己目的的(2ch祭的)、「カーニヴァル」が現代の社会を席巻していることを指摘する。 それがデータベースへの問い合わせにあるというこの本の主となる指摘が、 僕には何とも分かりにくかったので面白い話にな…

29

になりました。 ネクタイを締めてみました。

不思議惑星キン・ザ・ザ

旧ソ連の低予算SF。 ステテコの色で決まる階級制や大概のコミュニケーションが「クー」で済んでしまう言語。 まったりとアイロニカル。

選挙とメディアの機能不全

このまえの都知事選で勝ったと分かるやいなや反省の色はどこへやらの石原慎太郎に対し、投票した人のもっとも多い理由が「人柄」というのにも相当なアイロニーを感じたが、今度はプリティ長嶋が市議会議員にトップ当選したというのを聞いて、これはもうメデ…

アイランド/マイケル・ベイ

近未来SFアクション。2019年、内臓や皮膚移植のためのクローン技術が発達した未来において、地上は汚染され、今は隔離された生活を送っているけどいつかは夢のアイランドでの生活が与えられると刷り込まれて地下で生活するクローンを描く。 ところまではなか…

鉄の家/隈事務所

塚研の1コ上hrbys氏担当物件。鉄道好きのH教授の自邸で、デッキプレートが外装+構造になっているのだが、まずすごいのが何より全然住宅らしからぬ場所に建っているところ。 細長いボリュームの幅が電車のそれによって決まっていたりするのだが、もっと鉄道的…

アーキテクト・カフェ

いい所にあるのに多分全然知られていない汐留にあるイタリア広場。これに面したビルの1Fにアーキテクト・カフェという名前のレストランを見つけて入ってみると、レストランと家具のショールームが一体となっていて驚く。レストランの外周部にそれぞれキッチ…

グレゴリー・コルベール展@ノマディック美術館

留学仲間で今は坂事務所のgyにチケットをもらって行く。 コンテナと紙管でできたテンポラリーな美術館だが、その祝祭性が見事に空間にも表れていて、入った瞬に10mはあろうかという紙管がギリシャ神殿のように立ち並ぶ荒々しくかつ荘厳な空間に言葉を失う。…

王立宇宙軍 オネアミスの翼/GAINAX

言わずとしれた名作。 有人宇宙飛行船の打ち上げという、現実社会で実際に体験されている出来事を SF的な世界の中に再構築し追体験させる、アニメ道の追求的作品。 あまり追求されていないストーリーの中に 下心から宇宙飛行士に立候補していつの間にか国民…

Wildhearts 2007/the wildhearts

ザ・ワイルドハーツ2007アーティスト: ザ・ワイルドハーツ出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2007/04/18メディア: CDこの商品を含むブログ (5件) を見る土曜の深夜にラジオにかじりついてた高校生時代を思い出した。 あれから10年以…

東京から考える/東浩紀・北田暁大

東京をテーマとした若い哲学者と批評家の対談。 郊外化していく都市、ジャスコ化していく高級住宅街のような都市の現状から、これまでのような経済と文化度の足並みがそろっていない社会の現状、傾斜のみがある経済格差を見いだし、安全で安心な人間工学的テ…

顔なじみのように振る舞われること

1年ぶりくらいに渋谷の三十五段座で飯を食う。 中央にキッチンが丸見えになっているこのお店はカウンターで食べていると 普通にシェフと話ができるのだが、 シェフに関わらず店員さんが皆、 客を顔なじみのように扱う営業スタイルが いつもまた来たいという…

東京スカパラダイスオーケストラ/渋谷AX

AX初潜入。 谷中さんやタモさんが言うように、 たくさんのバンドがいろいろな事情で消えていく中で、スカパラって本当に奇跡的なバンドだと思う。 言ってみればNYの摩天楼みたいなものじゃないか。 個々を見れば、それぞれがキャラクターを確立しつつ お互い…

ミッドタウンという名の郊外化

それにしても都心の郊外化。すごい。 安全で安心なデザインが都市を席巻していくなあと。 それを社会が要請していることだとして諦めると 僕らは敷地の境界みたいなところに差異を感じるのかもしれなくて そこにアイロニカルにならない前向きなデザインが 安…

悪戦苦闘/21_21design sight

一般人向け建築展。建物も非常に入門的。 なるほど建築家の地位向上のための悪戦苦闘か。

ブレイブストーリー/宮部みゆき

この原作って指輪物語やナルニアシリーズに対して、それらを原点に発展したロールプレイングゲーム文化を経て培われた土壌が生む日本からの返答みたいな感じなのだろうか。 そう思ったのは映像化されたアニメを先に見てしまうことで、ゲームっぽい印象がより…

イン・ザ・プール

土曜朝、いつもより少し遅い時間に起きていつもの駅で降り、会社に向かう足を日だまりのベンチに止めてskriを待つ。東京体育館のプールは結構しっかりしていて泳いでいる人も若い人が圧倒的に多いしちゃんと体が出来ている人が多くて、土曜の朝から体を鍛え…

新築のコンバージョン

1年以上やっている診療所+医師住宅の設計は自由度が全く皆無な状態にあって、今やこれは診療所じゃなくて複合施設だと考えた方が可能性が広がるんじゃないかと考えるようになった。 これによって僕の中で「建築」の意味がどんどん「ストラクチャー」に近くな…

変わること変わらないこと

声優が変わったのをいいことに、しずかちゃんがキャミソールになってしまった。 まあ時間がたてば変わるのは仕方ない的な感覚が見ている側にも定着したと 考えたのだろう。 これに味をしめて、たとえばいつもの空き地にビルが立ったり、 裏山が造成されたり…

HOUSE PROJECT2007/GA Gallery

昼休みに。住宅設計における普遍性と一回性について考えさせられる。一番上の安藤忠雄、伊東豊雄世代は普遍性を前提に立ち現れる一回性を主題とし、その下の妹島和世、西沢立衛世代は一回性の中に普遍性を見いだそうとするが、一番下の藤本壮介、平田晃久世…

09BLACKS第2戦

松戸でナイター。 0-2で迎えた3回、ノーアウト1、2塁の打席でタイムリーツーベース。 三盗で暴投を誘って同点のホームを踏む。 2-3と一点勝ち越されてから6回に3ランホームランで逆転し なんとか逃げ切って5-4。 祝、今シーズン初勝利。

連夜花見@東工大

花見って習ったことがないのでどうしたらいいかよく分かりません的な花見が東工大で行われており、顔を出す。東工大の花見会場は2年前くらいからウッドデッキに覆われて、今やブルーシートもいらないくらい乾いている。 それ以前は思えばかなり湿っぽくて、…

柿の木坂の住宅/O.F.D.A.(伊藤博之)

住宅地の交差点に建つ。3つのボリュームを交互にズラしてボリュームとしては多様な外部と内部の関係をつくり出している。ただ、外側にはほとんど完全に閉じていて、せっかくの多様なはずの内と外の関係が単なるコートハウスになってしまっていて、そのとき僕…

声で人を見る

結局朝まで騒いで事務所で2時間ほど眠り、朝イチ湘南新宿ラインで藤沢まで飛ぶ。ずーっと電話でやりとりしていたdd工業のemさんはいつも関西弁で無愛想にしゃべるので本当に感じが悪い人だと思っていたが、いざ会ってみるとニコニコしていて背は高いけど腰は…

夜桜

事務所にフレッシュな新人が入って、その歓迎会をかねて代々木公園で夜桜。誰かが発電機で照明を焚いていたのを、虫のように群がって花を見る。 気づくと近所のysmr事務所が近くで飲んでいた。 考えたら花見という習慣がついたのって僕にとってはここ数年の…