2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

indigo jam unit @クラブクワトロ

初見。今まで見たクワトロのライブでは一番空いていたかもしれない。 ドラムが2台にピアノ、ベースの構成。 CDで音を聞いていても、JAZZなのかCLUB MUSICなのかイマイチ分からなかったのだけど、目の当たりにすると彼らが何をやろうとしているのかはっきり…

the pillows / Horn Again Tour @渋谷O-East

通算何枚目?25枚目?のニューアルバムツアー。 ニューアルバムの曲と、その音によって膨大なストックある曲の中から再発見されたニューアルバムの曲とマッチする曲たちが並べられる。 これきたかーと発見しながら踊る作業がとても楽しい。HORN AGAIN(DVD…

チェーホフ/タニノクロウ

元精神科医タニノクロウによるチェーホフの再考をそのまま舞台化したような演劇。 不可思議な演出が続くのだが、とても引き込まれる。 パースペクティブを意図的に崩している。人の大きさがそれを曖昧にしていた。 舞台空間が、そこに演じる人、舞台衣装も含…

GALA湯沢

2年ぶりのGALA。宮澤隊長らと。GALAは完全にバブルの期の遺産だが、東京駅から2時間でゲレンデにダイレクトに立てる便利さは東京人にとって大きい。 バブルに本当に感謝したい。 同行者がみんな上級者スキーヤーなので、ものすごいスピードで滑り降りる。…

冷たい熱帯魚/園子温

前の週に満席で諦めて、リベンジ。 大雪の朝一でもほぼ満席の盛況ぶり。 いやーすごかった。ここまで生々しい映画は他にない。 猟奇的な犯罪というと、最近は動機がよく分からないというのがむしろリアルになっている。しかしこの映画にあるのはもっと生々し…

文化庁メディア芸術祭@国立新美術館

今年の大賞はMichel DÉCOSTERDの「Cycloïd-E」 とにかく機械っぽさとその動きの生々しさの対比がすばらしい。 しかし圧倒的だったのはクワクボリョウタ氏の「10番目の感傷(点・線・面)」。光源を備えた鉄道模型が並べられた日用品の間を抜けてその影を壁に…

海炭市叙景/ 熊切和嘉

5度の芥川賞候補になりながら、受賞にいたらず90年に自ら命を絶った不遇の小説家・佐藤泰志の原作を映画化した短編集的な映画。函館が舞台なのは変わらないが、時代背景は現代になっている。 地方都市の日常のリアルを描く。少しずつうまく行かない生活、抜…