2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

東京スカパラダイスオーケストラPerfect Future Tour@赤坂Blitz

ハローワーカー生活の最終日にふさわしいイベント。 新しいBLITZは昔よりもだいぶ小さくなっていた。 ドラムの茂木欽一が明日から4月なのに触れ、「仕事決まったんだって?聞いたよ。」とまさにどんぴしゃなMC。 曲ごとに中心メンバーが変わるオムニバス的な…

房総半島

朝krvの家まで走るとだいたい家から25km。そこから車でアクアラインを渡り、そのまま外房まで行って鴨川に車を止めて走り始める。海を左手に見ながら房総半島の最南端を時計回り。 最南端の方は電車も通っていないので風景がすごくプリミティブ。島っぽい感…

オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎

オーデュボンの祈り (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/11/28メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 154回この商品を含むブログ (832件) を見る 旅中に読んだ本シリーズ6。 バラナシの貸本屋で3冊と交換した一冊。 シュルレアリ…

庭の桜、隣の犬/角田光代

庭の桜、隣の犬 (講談社文庫)作者: 角田光代出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/09/14メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (23件) を見る 旅中に読んだ本シリーズ5。 最近の角田光代は悪意に満ちていると思う。 小綺麗な社会の歪み…

ラッシュ・ライフ/伊坂幸太郎

ラッシュライフ (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/24メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 133回この商品を含むブログ (805件) を見る旅中に読んだ本シリーズ4。 バラナシの貸本屋で借りる。 インドのバラナシでガンジスを…

イニシュエーション・ラブ/乾くるみ

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)作者: 乾くるみ出版社/メーカー: 原書房発売日: 2004/03メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 762回この商品を含むブログ (206件) を見る旅中に読んだ本シリーズ3。 話題のミステリという触書と、出だしのラブス…

少女には向かない職業/桜庭一樹

少女には向かない職業 (創元推理文庫)作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/12/23メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 82回この商品を含むブログ (225件) を見る旅中に読んだ本シリーズ2。 ライトノベル×古典文学。 出だしの衝撃以上のモノ…

太陽の塔/森見登美彦

太陽の塔 (新潮文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/01メディア: 文庫購入: 74人 クリック: 444回この商品を含むブログ (731件) を見る旅中に読んだ本シリーズ1。 考えてみれば関西を舞台にした青春小説ってなかった。 太宰以降う…

Searching for the Hows & Whys /

Searching for the Hows & Whysアーティスト: Get Cape Wear Cape Fly出版社/メーカー: Atlantic発売日: 2008/03/24メディア: CD購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見るインド3週間の間本当に音楽に飢えていたらしく、CD屋ですごす時間が…

Perfect Future/東京スカパラダイスオーケストラ

Perfect Future(初回限定盤)アーティスト: 東京スカパラダイスオーケストラ,伊藤ふみお,安藤裕子,ハナレグミ出版社/メーカー: カッティング・エッジ発売日: 2008/03/26メディア: CD購入: 1人 クリック: 38回この商品を含むブログ (76件) を見る帰国して真っ…

帰国

3週間つづいた下痢ともすっかりなかよくなったインド生活から無事に帰ってきて、もうまもなくすると社会人に復帰します。 そのまえに汚くて美しい人間にまみれた旅のことを書きとめておきます。 僕にとって書くことは忘れるためであり、同時にいつまでも覚え…

インド最終回 デリー→東京

メインバザールで買い物をしようと10時近くまで時間をつぶすが飽きて、リクシャーでインド門へ向かう。そこからフマユーン廟へ歩こうとしたが、交通量が多くとても道を横断出来ずに困っていたところ、リクシャーに捕まり、残りの今日一日の移動を200ルピーで…

インド14 チャンディガール→デリー

バスターミナルの上のドミトリーで寝ているせいで朝が早い。二度寝しても7時には目が冴え、全財産7ルピーを持って外に出る。そこでチャイを飲んで残り2ルピー。銀行が開くのにあと3時間はあった。 仕方なくセクター18、19あたりを歩く。この町がおかしいの…

インド13 デリー→チャンディガール

起きるとかなり足の痛みが弾いていたが手ぬぐいを濡らしそれで足首をきつめにしばった。走るのは難しくても歩く分には問題なさそうだった。 チャンディガールに向かう2400円相当の1等席は乗った瞬間からエアコンがガンガンに効いていて、シートもすごくゆっ…

インド12 アルワール→デリー

朝、アルワール駅を下りるがどこへ行ったら分からないので仕方なくリクシャーにシティパレスにやってくれと伝え、自転車の上から町を把握しようとする。ところがホーリーのせいでどこも閑散としておりよくわからない。 宮殿地区に着くと、階段井戸の背景に高…

インド11 ジャイサルメール→アルワール

腹の調子は悪化する一方で薬局にて薬を買う。そういえばあまりまともに飯を食べていない。。それでも10時過ぎに町へ出て、ここでしか買えないものを探し歩く。 駅には早く着いてしまったので翌日以降のチケットを予約し列車に乗る。ホーリーのせいなのか列車…

イン10が10 ジャイサルメール

朝食後アイドリング。どうも暑さと食あたりのせいでダウン気味。この旅はいろいろとあまりにもタフだ。 暑くなる前にと街へ出て場内の城の部分に入る。 古くは12世紀まで遡る城には今でも王族が住んでいるようで、当時の暮らしぶりを見ていくと楽しい。屋上…

イン9が9 ジャイサルメール

駅を下りると噂通り客引きがすごくて、僕はプラカードを持った濃いおっさんたちの群れからガイドブックで目星をつけていた名前を探し出して選び車に乗る。なんだか合格をつげる審査員になった気分だ。 チェックインをすませシャワーを浴びてもまだ7時で、ベ…

イン8が8 ジョードプル→ジャイサルメール

朝目が覚めると到着予定時刻を過ぎていて、寝過ごしたかと思いドキっとするが、やっぱりちゃんと都合よく遅れていて無事にジョードプルに着く。だいぶインドに慣れたってことです。 夜の便のチケットを無事に取り、荷物を駅に預けて遠くに見え隠れする城を目…

イン7が7 カトマンドゥ→デリー→ジョードプル

フロントに目覚ましを借りたのにも関わらず結局不安でろくに眠れず、何とか6時には支度をしホテルを出る。同じ便だからと旅行会社を通じて知り合ったカオさんとタクシーを相乗りし、空港へ向かう。空港は電気がないせいなのか暗かったがその分朝焼けはきれい…

ネパ4 カトマンドゥ

明日のデリー行きの飛行機まで、のんびりしようかと思ったものの、結局カメラを片手に自転車に乗ってしまう。きっとこの街の密度感がまったりするとかそういう気分にさせてくれないのだと僕は思った。 クラクションの中を抜けて10kmくらい南に走ると丘の上の…

ネパー3 カトマンドゥ

自転車に乗ってチベット仏教最大の寺院、ボダナートへ向かう。入るなり入り口でチベット難民が集まって何やら祈りを捧げていた。壁にはCHINA STOP KILLINGと書かれた紙。この時僕はこの日ラサで100人もの人間が殺されたことを知る由もなかったが、彼らの自由…

ネパール2 カトマンドゥ

朝食を求めて街を徘徊する。入ったレストランがすごく丁寧でサービスという概念についてはどうやらこの国はインドより優れているらしい。広場の王宮に入ると、組石造の壁と木の架構でできた大きな建物に囲まれる。屋根や窓枠が木造なので体感的にはほとんど…

ネパールの1 スノウリ→カトマンドゥ

朝早くにバスが出て北上する。周囲の建物を見ていると少しずつ屋根型や軒が出てきて、それが雨量の増加を物語っている。バスは川沿いの田園風景を横目に延々と走り、今にも崩れそうな集落がときどき姿を現す。 こういうプリミティブな風景が好きなのだと僕は…

インドが6 バラナシ→スノウリ

朝、ガートを最後に散歩してリクシャーでバス停に向かう。 バスに乗り込むと定員オーバーだったせいかいきなり運転席の後ろのスペースに乗せられて万事休す。 狭いしうるさいし椅子固いし怖い。丸一日の大敗。 バスは街に着くごとに中心地を抜けていくからそ…

インドが5 バラナシ

ゆっくり起きて朝食を取りガート沿いにひたすら上流へ向かう。 途中で欧米人に道を聞くとリクシャーかボートで行けば?そんなに高くないんだからという。もっともだ。貧乏旅行でもないのにたかだか100円200円のためにどうしてこんなに歩いているのか自分でも…

インドが4 バラナシ

朝6時にドアをノックされて目が覚める。ガートに導かれてボートに乗ると、朝早くから沐浴する人、洗濯をする人が結構多い。 少しボートが進むとガートの対岸から太陽が昇り始める。オレンジに染まる街を見ていると建物は意外とガンガーに対して正対している…

インドが4 バラナシ

3時間遅れて着いた電車を降りると、外は異様に暑く、自分がエアコンの効いた寝台に乗っていたことを今更気づく。 サイクルリクシャーでガンガー(ガンジス川)方面に向かい狭い路地を歩いてホテルを探す。 牛が正面から来ると横に避けないといけないくらい路…

インドが3 アーグラー→バラナシ

7時過ぎにタージ・マハルに入るとものすごい人の数。床まで大理石な大きな台座に靴を脱いで上がってみると、微妙な大理石の質感の違いやそれを際だたせる目地がつくる真っ白な空間に包まれる。あちこちに鈍く反射する朝の光と空気中のチリホコリがなんとも幻…

インドが3 アーグラー

朝の6時過ぎにタージ・マハルに出向くも金曜は休みで、仕方なく河原に出る。割ときれいな芝生の上、ふとみると歯並びのきれいな人間のしゃれこうべが落ちていて血の気が引いた。。 川渡しのおじさんがちょうど見つかって日の出の光にオレンジに染まっていく…