2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

成長を止めた社会におけるプログラムのありかたについて

ミュンヘンからAusmipのプログラムで千葉大と東大に4ヶ月ずつ留学する友達のトーマス・ミュラーが日本に来て3日ほど僕のうちに泊まっているのだが彼の名前はドイツでは鈴木一郎みたいなベタさを持っている。 買い物ついでに秋葉原を案内した後で広告の余った…

アフターダーク/村上春樹

僕は去年のクリスマスイブに見た素敵な寝顔の女の子を思い出した。そのコはたまたまのタイミングでミュンヘンに寄っただけだったのだけれど、皆実家に帰ってしまって日本人の男だけという実に寂しいクリスマスパーティーでそのコの寝顔だけが僕らを幸せにし…

週末は非日常?

ヨーロッパの冬くらい厚い雲に覆われた暗い土曜日、僕はひとり町を徘徊するように、ギャラ間のマンジャロッティ展に。 彼は造形的にいろいろと遊んでみて、できたオブジェクトから使い方を見いだしている感じ。そうしてそれをかなり適当に投げ出して使う側に…

首の皮ギリギリ

今パ・リーグかなり熱いプレーオフ3位争い。 9月の試合なんてここ10年は消化試合だったけど半分理不尽ともいうべきこの新しい制度のおかげで、僕のフランチャイズにも首位と15ゲーム近く離れているのに制度上一応まだなんと優勝の望みがあるというすばらしい…

partyの習慣

朝から酒を買って掃除機をかけて窓を拭いてゴミを捨てて犬を散歩に連れ出してまた掃除機をかけて食料を買いに行ってまた少し酒を買い足してわあ後1時間半しかないと思いながら料理を作り始める。 今日は鯛のカルパッチョと鶏肉とチーズのサラダとモッツァレ…

落ちぶれて住まん

昨日から両親がイタリアに旅行に出かけ、その前にカナダに旅行に出ている姉夫婦の飼い犬と二人家に残された。 こう書くと僕はなんだかもの凄い家の息子みたいだ。 まあそんなことで今日は大阪の犬展覧会の準備でパツンパツンになっている研究室を早めに抜け…

日記

帰りの電車で角田光代を片手に前に立つ女の人のお尻を見ながら思った。状況に応じてTバックの下着をきちんとはける女性は理性的だと。 そんなことをぼーっと考えていると目黒駅から完璧な女子中学生が乗ってきた。村上春樹の小説に出てきそうな完璧な女の子…

東京における原体験的風景

昼過ぎHgと本郷の東大近辺をうろうろと散歩する。この辺りはその昔樋口一葉が住んだりしたこともある下町で、細い路地に植木や洗濯物がはみだす昭和初期のようなまだ情趣ある風景が残っていて楽しい。特に家の前の植木がこの町の社会性を担っている。 その後…