2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
わざわざこれを映画館に見に行く人はよっぽどの三木聡ファンか麻生久美子ファンの人でしかなくて、つまり僕のことだ。 三木さんの映画がいいのは逐一それは話と関係ないだろっていう小ネタを随時挟んでくるところ。 その真剣味のなさの真剣な演出が僕は好き…
サーフィンとレゲエみたいなテーマのフェス。 ここ数年フェスが細分化し始めているような気がする。 それがいいことなのか悪いことなのか分からない。 フェスでないと出会えない音楽というのも大事な気がする。 レゲエとかスカとかって他の音楽と比べて かな…
砂漠 (Jノベル・コレクション)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2008/08/01メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 42回この商品を含むブログ (116件) を見る伊坂さんの本で面白い作品と言われれば「オーデュボンの祈り」か「ラッシュラ…
仕事上の収穫も大きかったのだが何より大きかったのが、 美人の多いと言われる成都で気づいたらみんなものすごい巨乳だったということだ。 言葉が分からない世界なのをいいことにすげーでけーでけーと言いまくっていた。ほぼ中学生。。。 実際平均はEくらい…
この人の本は怖い。 これはSF小説なわけだけどSFとして怖いとかじゃなくて (むしろSFとしてもミステリーとしても面白い) この人が書く人間が、特に女性がとにかく怖い。 これまで僕は人間関係において性悪説的な立場なんて思ったこともなかったけど …
いい映画だとあらかじめ分かっていると 僕らの脳はそこにある奥行きにこそ反応するものだから 得てしてそれほど印象に残らないものなのだけど それでもなおこの映画が良かったと思えたのは 自由の象徴として記号的にインプットされていたアメリカでも ゲイに…
不覚にも今クールは結局これに一番はまってしまったw みなみけよりも純粋に女子だけを描いた萌え女子アニメ。 原作は4コママンガだそうです。 一応軽音部が話の主軸だがそれは割とどうでもいい。 リアルさとは対極的な妄想の固まりのようなもので構成されて…
飯時にアニメを見るのが日課となってしまって そうすると1週間に6本くらいは見れる計算だと思って 第1話を6本見始めたが1話で挫折した中のひとつ。 ゲームが元ネタの戦国武将ブームにあやかったアニメ。 真田幸村とか前田慶次とか伊達政宗とか上杉謙信とか …
温度の差を見ることができるという特殊能力をもつ動物園飼育員の主人公を中心に 動物園のライフスタイルを描く動物園マンガ。 地味で全然マンガとしての売れ線を抑えられてないけど すごい含蓄があって面白い名作マンガ。 立場的に東工大生とかがきっと好き…
中学校の先生を描いた話題の先生マンガ。 教師を主題に描いたマンガはいくつかあったけど、これほどリアルなものはなかった。 なんか世界の中にリアルなことが一番面白いのだという価値観の反転が起きているようにすら思ってしまう。ほど面白い。 リアルとつ…
話題の登山マンガ。 いや。面白いんだけど山の世界って本当にこんなにシュールなのか。。。 少なくともこのマンガで登山人気が上がるってことだけは絶対にないと思うw 僕はわりと無鉄砲、向こう見ずな人間だと思ってたけど どれだけ危険でも山に登ろうとす…
近未来SF。 宇宙開発の残材などのゴミ(デブリ)が飛び回る宇宙で ひたすらデブリ回収に明け暮れる主人公の生活を軸に 宇宙開発とそこで生きることの意義を哲学的に描いた名作。 全体的にマンガとしてはまとまってない印象だけど それでもなおすごく面白い…
サッカー監督マンガ。 スポーツマンガは「大振り」といい最近はメンタル面を描くものが増えている。 弱いものが強きものを倒す=GIANT KILLINGという構図は非常にマンガ的。 監督業って人間性が物を言う職業で、その辺りの人身掌握術を学ぶ本としても面白い…
このチケットを取るのにどれだけ苦労したことかww 今年初のスカパラにしてなんかだいぶ久しぶりなスカ。 冷牟田さんが脱退したことでロック色が弱まってスカ!って感じにできたアルバムのツアーで スカパラの曲だけじゃなくスカスタンダードメドレーもあっ…
すっかり藤森ツアーみたいになってしまった旅の終着点。 一見戦国時代とかよりもはるか昔に建てられた砦のようで プリミティブとトラディショナルの間にあるような 歴史家である藤森さんにしかつくりえないような含蓄建築。 川沿いにべたっと広がった街から…
藤森さんの美術館からさらに少し山奥にある対極的な建築。 徹底的に標準化されたことでシンプルで力強い。 障害者の描く画にもねちねちと根気強く細かい画を繰り返しかくことで できている素晴らしいものが多かったが それが特性なのかよく分からないところ…
山奥の谷間に現れるどんぐりだかつくしを思わせる外観。 その第一印象だけでこの建築に対して好感をもててしまうところがすごい。 庇のしっかりしたエントランスが迎えてくれる。 そこで料金を払ってそのまま裏側の庭へ抜け 斜面を上がって2Fへ外部から再度…
朝から雨なせいと 1時間に1本しかない狙いの大井川鉄道に乗るために焼津から金谷までは電車を使う。 金谷駅に自転車を置き去りにし、 塩郷駅まで行って散歩をして次に来るSLを激写して金谷まで戻る計画。 途端に鉄になる痛い31歳。 鉄道は田園と茶畑に囲わ…
見つけるとテンションが上がるタイプの久々の建築。 なたで割ったような仕上がりの板で覆われた外観がよい。 教会と併設住宅の間でその同じ板が普通の仕上げに変わってて うまくコストコントロールもされている印象。 交差点に向かって飛び出したエントラン…
ちょうど竣工してから10年建つ、静岡という小さな街には明らかに不釣合いな巨大建築。 文字通り巨大な戦艦のようにそびえたっている。 衝撃的だったのが大ホール。 昔新建築で見て嘘でしょうっていうくらい壮大なホールが 開放されて巨大な屋内広場となり、…
久遠寺の門をくぐった中に宿を取ったので朝飯前に久遠寺をお参りする。 久遠寺はものすごい勾配の階段を上がった上にある伽藍的な寺の街。 結構熱心な教徒がお参りしていたけど あれだけロケーションが苦行的だとその気持ちも分かる気がするw 朝飯後生憎の…
アプローチしていくとインド建築的なシンメトリーが引用されている。 それほど大きくない室内を壁に沿って少しずつ上がっていくと 上がりきった所で中央にある入れ子状の壁の中を階段で降りていくという 全体の構成が把握できる瞬間があって シンプルだけど…
清春白樺美術館の敷地内に建つ茶室。 藤森さんの建築を見るのは初めて。 見る前は日本建築のかわいさを凝縮したような建物はずるいと思っていたけど、 実際に目の当たりにすると そこにある伝統的とも自然発生的ともいえるような ある種のプリミティブさに心…
卵の殻の一部のようなシンプルな構造にアクリルのキャップが たくさん埋め込まれて模様をつくっている。 衝撃的なのはこれが開くという事実。 建築とプロダクトデザインの曖昧な領域の上にたつ建築。 見ていて気持ちがよいと思ったのは プロダクトっぽさに突…
緑に囲まれた環境に建つ建築としては閉じすぎていると思うけど 自分だったら絶対にやらない手法の方が最近は見ていて面白い。 建築を始めた頃に思っていたドグマティックな つまり主体が施主側にではなく建築家側にしっかりとある 建築家像の手法がそこにあ…
自転車を八王子8時ちょうど発のあずさ2号に積んで一路小淵沢へ。 駅から最初の目的地キースヘリング美術館へはおよそ3km。勾配7%登り。。。 そこからクラインダイサムの教会のあるリゾナーレに立ち寄ってから 長坂方面へ下ること10キロ。 清春白樺美術館…
最近のこの人たちの映画は、 もう完全にコアなファンをターゲットにしているかのようだけど、 そういうところも含めて僕にはもうめちゃめちゃ面白かった。 出会い系サイトの存在によって人と人とのつながりが 従来のような線状でなく点でいきなり結び付けて…