コンペ終了

ハレパネをきり終わった頃には15時20分を回っていて、僕らはその時点で東海道線を使う事をあきらめ、ボードを抱えたまま原宿の駅までダッシュして新宿方面の山手線に飛び乗った。
新宿で小田急特急券を買って、その特急というのがロマンスカーであることを僕らはホームに上がるまで知らなくて、上がった瞬間に見える非日常感あふれたボックスシートの羅列にテンションが上がって、勢いで駅弁とビールを買い込んでシートに座る。
とりあえず乾杯。
小田原の駅に着いたのが16時50分で、僕らはまたタクシー乗り場まで走ってドアを開いて待っていたタクシーに飛び乗ると、いきなり締め切り17時だよね?という運転手さんが頼んでもないのに車を飛ばす。
すでに10往復しているという道のりを殆ど暴走に近い走りで着いてエレベーターに乗り、
大会議室に入ったのがちょうど16時59分。
10組以上の人たちがでかいパネルを持って並んでいて5組ほど前にはよく知った顔がいる。
やはりabwの彼らもギリギリの癖がなおらない人たちなのだ。
無事提出して駅まで戻りtmi,krvを加えて2日ぶりの風呂に入る。
苦労の集積を共有しながら幸せをかみしめる。
楽しい。


爆睡もほどほどに事務所に戻ってきて駅前のゆかりでコンペチーム4人の打ち上げ。
最終的には恵比寿のflaxに移動してそれまでt元師と飲んでいたchbさんを呼び出し、明け方まで飲む。
chbさんも実はハンドボール部の出身で、
t元師もそうだったのを今日知って盛り上がった余韻をひきずってきていて
部活の場を隅っこに追いやられた経験から培われた都市の余白に対する2人のよくメンタリティに
僕はなるほど、と思った。
そういう意味ではひと癖ある人間は割と高校時代に変な部活動をしていた人が多い気がする。
「高校時代の部活動による人格の形成」というタイトルの論文があったら読んでみたい。
ちなみに僕は陸上部。