MUSIC COMPLEX07@若洲公園

crz_joe2007-09-16

前日に引き続き、3連休雨の予報はどこへやらのものすごい空の青。
新木場駅からのアクセスがものすごい悪いのを見込んで
fjmと自転車で埠頭の先端のものすごい勢いでぐるぐる回る風車を目指すと
倉庫/工場エリアなために建物がスケールアウトしている感覚と重なってものすごい非日常感。
この夏最後のフェスは(って2回目だけど)もちろん今年4回目のスカパラが目当て。


前日の立川でも思ったけど若洲もフェスになかなかいい場所だと思う。


例によって音楽はほどほどに空の青と芝生の緑に挟まれて真昼からビール。
まずは沖縄のスカファンク?バンドAll Japan Goith。
フェスにはもってこいの楽しさとエンターテイナーとしての資質を持っている。
最近フェスが増えて思うのは、いかに僕ら楽しくやってますという姿勢が
大事かということで、音楽的に特に真新しいところがなくても
楽しませられる要素がものすごく大事になってきている。
オリジナルよりカバー曲をやっても盛り上げるあたりにそうした気概を感じた。


つづいてメインの風車下のステージにて、山崎まさよし
嫌いじゃないけどどうしても斉藤和義とキャラ的にかぶってしまうので
あまり見聞きしてこなかったけど結構盛り上がってよかった。
最近気づくと裏打ちしてリズムをとってしまう病気。
名曲を聴いてふと、流行っていた大学1年の頃に思いっきりふられたことを思い出す。


小さい方のステージに戻ってトライセラトップス
こういうフェスでもないと聞く機会がないけど
何気にずっとどこかで気になっていたバンドだったのを
初めて見てみてその理由に気づく。
シンプルで技術力のある3ピースロックンロール。
3人で音を奏でることを心底楽しんでやっている感じ。
持ち時間30分しかないのに1曲分はジャムっていた。
ならFall againやってよ。。


だけどこうやって見ていると自分の好きな音楽には2種類あることに気づいて
ひとつは新しい音を追求している音楽のあり方と
もうひとつは確立された音を突き詰めていくあり方で
ってそう書くとなんだかものすごいあたりまえのことみたいだけど
最近はいつも本当に新しい音って後者の方から出てきている気がしていて
そういう感覚を多分僕はものすごく大事にしている。


脱線したけどこの後Grapevineを見て
やっぱりどの曲も同じに聞こえると思い
岡村靖幸を見て写真より全然太っていると思い
ウトウトしているうちに辺りはすっかり真っ暗になっていて
ようやくスカパラ登場。
フェスティバルな時代における楽しい音楽の真打ち。
短いセットリストの中に踊れる曲ばかりをつめこんで会場を揺らす。
スカパラを楽しむ秘訣というのはちゃんとメンバー全員のキャラを知って
北原さんのへなへななトロンボーンの音に目をつぶれるようになること。


12月の武道館スタンディング。平日だけど何とかしよう。


青空とビールと音楽で幸せな一日。