god doctor/大宮エリー

crz_joe2008-05-10

初の新国立劇場。ちょうど劇場の設計をしているのでいろいろと勉強になる。
いつもラーメンズKKPはチケットがとれたことがないのでこれが初の生片桐仁。4列目だったのでかなり近かったけど思ったより薄かった。いつのまにかまた髪伸びてるし。
連れは板尾創路と劇中に握手していた。ずるい。
サラリーマンNEO構成作家やプロモーションビデオやCMのディレクターとして活躍する東大薬学部卒電通出の大宮さんの本は最後はよくできていたけど、それぞれの役者の個性が生かされている感じがしなかった。常に笑いが慢性的にあることが前提にあって毎日繰り返されるというのが演劇の大きな構造の一端を担っているとしたら、強烈な個性である板尾さんとか片桐仁とかにもっと自由にさせてもいいのにと思う。そこに現れるプロフェッションをみんなは楽しみにしているのだから。
結果として全体的にものすごく一流の人々が無理して台本どおりのことをしている文化祭的な雰囲気があって、それはそれで新鮮な感じがした。