BRITISH ANTHEMS VOL.9@新木場スタジオコースト

crz_joe2010-04-25

Swanton Bombsから見る。
ギターとドラムという二人編成のバンドで
本当に二人だけでライブしてる。でも結構な音圧。
楽器が二つしかないとすごい対話ぽくて面白い。


Champman Familyはいまどき珍しいギターのようにベースを弾くバンド。
そのせいかちょっとメタルっぽい瞬間がある。
ボーカルもベースも全然好きになれないパフォーマンスで不快感があるんだけど
最後まで見てるとなんか気になっちゃう。
不快感のデザインてのも大事なんだと思う。
思えば若手建築家とかでも共感より不快感を前提にしながら
ちょっと気になっちゃう人っているし。


間にTRICERATOPS(はしょるけどとても上手い)を挟んで
トリはドイツで見て以来のstereophonics
好きなんですステフォ。
いつの間にか一人増えた気がするけどこの人たち。。
日本じゃあんまり人気がないけどイギリスじゃ超ビッグなバンド。
みんなオアシス解散しちゃったんだからステフォ聞きなよーと思う。
圧倒的にうまいしケリーの声がたまらなくいい。


匂いのあるバンドという気がする。
イギリスの匂いと大陸の匂いと混じってるけど
古さを交えてこういう独特の匂いが出せるバンドはとても好き。


聴覚的な匂いって何からつくられるかっていうと
視覚的にもそうなんだけだろうけど
やっぱり歴史的な積み重ねにある気がする。
歴史にアクセスすることで僕らは
付随するいろいろな時代背景とかファッションスタイルとかを同時に引き出して
そこに匂いを感じているんだと思う。


情報に人をアクセスさせるためのデザインというのが
匂いのことなんだと思う。