忘年忘れ

自慢できるほど多いわけでもないが年の瀬の堰を切ったように押し寄せた忘年会ラッシュもいい加減に今日で仕 舞いとなり、今日はある人に言わせるところの僕が確からしさを確認したがっている都立大のそれで、旧友との久々の再会に程よく酔いながら帰路に着いた。こ れは都立大の人にも共通して言えることだがひとつの大学しか経験しないのと2つの大学を経験することができるのではモノに対する視野は全く異なると僕は 思っている。そういうのはもしかしたら僕の勝手な思い込みかもしれないと思っていたところ同研究室の外部生SD氏ともこの間の忘年会で少しだけだがそのこ とを共有できていて、つまりは僕がいちいち2つの大学の間の距離を測りたがるのはそういう理由で、大して名もない大学であるが一端出てしまったからには 残った人以上に思い入れがあるというそういうことだ。思い入れだけでない建築観の基礎もそっちにあるんだけどまあいいかー。
本でもたくさん読む年末年始にしようかと思って図書館からたくさん本を借りてきたのはいいがまだあまり読んでいない。とりあえず年末なので今年読んだ小説 の中で面白かったものをあげてみようとでも思いたったがその中でもここ3年くらいに書かれたものに限定しないと僕の場合未だに彼が上位を独占しそうな感が あって書けない。とりあえず今年読んだ本の中で僕が一冊だけ勧めるとすれば重松清の「流星ワゴン」はよかった。

流星ワゴン