落選と提出

自信のあったアテネコンペ落選の一報に肩を落としながら鬼石町のコンペも提出。
これで4戦2分け2敗か。。分が悪くなってきた。
どうも今全体的に建築を構想する力に欠けている気がする。
建築のもつ多面的な問題を多面的に処理できていない感じ。
特にうちの先生。ひとつの側面を捕まえて処理することに関しては
神がかり的に上手いんですけど、公共建築とかみたいに社会的な側面が強い建築とかになると
そっちに気を取られて空間的な問題とか素材的な問題とかまでインテグレートできていない。
建築家でいるよりアーティストという肩書きのが向いているのかも。
鬼石の落しどころは結局のところ反オブジェクトみたいなところ。
隈さんは建築家や建築の社会的なあり方をデザイントピックにしていて
一時期はすごく面白くて僕とか卒制(都立大では卒計)/修制を手伝ったモン氏は大好きだったけど
あっという間に一世代昔の人になっちゃったなあ。


それにしてもここんとこコンペやら現場やら施工図やらで忙しい。