文化庁メディア芸術祭

crz_joe2005-02-26

メディアアートを見ているとやっぱりハイテクを駆使したメディア表現とそれに対してインタラクディブな動作がなるべくローテクな方が面白い。特に興味深かったのが五島一浩という人の作品で、都市の風景を一度写真という2次元に切り取っておきながら、それと少しずつ視点のずれた写真を重ねていくことで2次元の中の世界が3次元化して見えるというモノ。一見ビデオをコマ割りにして再生しているように思えるのでカラクリを理解するまでの時間が楽しい。風船にLEDと携帯を仕込ませておいてみんなで電話をかけると光るというアクションがハイテクでメディアがローテクってのもあったけど、とにかくそのギャップをみんな楽しんでいるようで。建築もメディアだけどハイ+ハイとかロー+ローばかりなようなドイツ対オランダ。
1年日本にいなかったから気づかなかったけどゲーム部門ではSONYがどんどんハイテク化していく一方で任天堂がローテクっぽい方向に展開を見せていて、上で言ったような意味では非常にアートに近い感覚になっている。チェキ
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