卒業制作講評会

crz_joe2005-03-01

最近設計をしているときに僕がよく思うのは、いかに「最初からこれがやりたかったんでしょ」という風に見ている者に感じさせないようにしたいというのがあって、そういうものをディベロップさせるにはいきなりブレイクスルーした案を出すより、ダメなものをどんどんつくってそのダメさを議論して最終的な方向性を定めていく必要があって、そういう風につくっていくとまずあるロジックがあってそれについていろいろ制作とシュミレーションのフィードバックを繰り返した結果として今回はこういうカタチになった、みたいにして語られるべきものである方が好きで、今回優秀案に選ばれた塚本研の4年生3人のうち、惜しくも銀賞どまりになった二人はちゃんとそういうことが出来ていて、金賞を取った素晴らしく優秀なもう一人(写真)よりも僕は彼ら二人に盛大な拍手を送りたいと思ったのだが、それにしてもこの文章は久々に読点を失って長いな。
とにかくお疲れ様。