夢の住人

000とuuuと3人川の字になって寝ていた部屋からはサッカー韓国代表チームがセンタリングの練習をしているのがよく見えて、僕は窓を開け非常にズームのきくデジタルカメラを構えてファインダー越しにその様子を覗いていた。
桃さんは突然僕にヒステリックに電話をかけてきて高円寺はまだ終わっていないのだと話す。すぐに来て欲しいという電話を馬鹿馬鹿しいと思ってシカトすると、犬小屋に収容されていないのは部屋に残っていた僕たちだけみたいだった。再び窓際に腰掛け、ファインダーを覗くと犬小屋の様子がよく見て取れて、知っている人から知らない人までがもの凄い密度で溢れていた。女の子たちはその密集した人混みの中でちょうど服を着替えているところで、色とりどりで華やかな下着がよく見えたので、僕は条件反射的にシャッターを切りまくった。すごいものが撮れたよと000やuuuにそれを見せると二人ともうんざりした目で僕を突き放した。
きのうはそんなゆめでした。