照明家

土曜なのに銀座のNショールームコンペの件でD2の人たちと打ち合わせ。
D2の人たちは土曜はそろって私服でかなり面白い。
ところがこの面々、仕事の話となると何にも考えていなくて、だめだこりゃとなった雰囲気を
照明家の豊久さんが打開する。
久々にできる人間を見た感じで、D2の人たちは立場なし。
ところで打ち合わせ中にapple storeの楽しさの話になったけど
あれは立食パーティーの非日常感が修辞として重ねられているからだと
僕は思って、そして空間の体験の修辞を何かに重ねるということの楽しさこそが
建築の本質なのかもしれないと僕は考えた。


打ち合わせでアイデアをどんどん出してくる豊久さんを見ていて
僕自身も最近どんな状況も楽しく捉えられるようになった反面
諦めも早くなっているというのに気づかされた気がする。反省。


でも違う場所にきてみて1ヶ月。
自分の思考がいちいちt元師ならなんというだろうと思っていて
そういうところで自分の2年半がものすごく客観的に見れている気がする。
それはすごく楽しい作業だ。