アナーキー インザトーキオー

crz_joe2006-06-01

朝から会社までの道のりを自転車でこぐ間に感じる自由さは
まるで帰りの飛行機のチケットだけしか決まっていない自由旅行に似ている。
信号の状況、車道や歩道の混み具合を時速30キロくらいで走る中で
瞬時に判断して気持ちのいい風が吹く方へ走り続ける。
目的地には最終的にたどりつければよくて
荒川沿いの僕のうちから隅田川を渡っていくつもの東京の名所をすぎて
原宿の事務所につくまでだいたい40分強。
しっかりとした都市交通の法の網目をくぐるかのように
ペダルを踏み続けられる方へするりするりと車や人の間を交わすとき
僕はこいつはなんて自由な乗り物だろうと思うし、
思えば僕は昔からずーっとこうした目の前にあたりまえにある規制から
少しだけ自由になることの気持ちよさを追い続けてきた気がする。。