summer sonic06 2日目
朝早く目が覚めてしまい、空を見ると青かったので自転車に乗り家を出る。
11時半前に幕張の浜について昼寝。
バックではレゲエシンガー間寛平とポメラニアンズがゆるい音楽を奏でる。
横には青くないけど広い海、振り返れば龍の巣。
今日は一日アウトドアライフにしようと心に決める。
・テントの中に移動してクラムボンを待つ。
原田郁子が左でドラムスが右になる三角形というのがクラムボンの信頼関係を
物語っている気がする。ワンマン的でない調和と卓越した技術。
昔から最近までのヒットパレード的な展開で
会場みんなが郁子ちゃんに恋に落ちそうな空気感がたまらない。
・メッセに移動してお笑いを見る。何故だか走るお笑い好き2人。
テレビには絶対出せない隠れた天才、殿方充を見る。
ネタ中ひとりで原稿を読み続けているだけなのに切れ味がある。
・再び外へ出てska flames。日本のスカ界(?)の大御所。
すげー緩い。今日4杯目のビール片手にゆらゆらしてもまだ音楽に負けてる気がして
柵を乗り越えて海へと走り出す男三人。
波打ち際でゆらゆらと踊りながら音楽を聞く自由時間。
・つづいてMando diaoを遠目に見つつ、今年初のマリンスタジアムへ入る。
今日3つめにして最高の3ピースバンド、MUSE
マシューの高い声とヘヴィなギターが夕凪のスタジアムを切り裂く。
名曲のオンパレードとものすごいテクニックに圧倒される。
・すっかり暗くなった浜辺に戻って最後の3ピースバンドLittle Barrieで締め。
どのバンドも3ピースというのは高い技術をベースとしてそぎ落とされているから
ジャンルを超越する新しさがある気がする。
きっとどれかを減らしてもなお成立させなければならないときに
新しい何かが生まれるのかもしれない。
バンドはドラムも変わって去年よりだいぶオーソドックスなロックンロールになった気がする。
それでも尚、ビーチで聞くにはとても素敵な音楽。
それにしてもとにかくライブで前に行くのがためらわれる、妙に巨乳が気になるなど
歳をとったなと実感させられた今年のサマソニでした。