オーストラリアの1

朝6時前にケアンズについて荷物を受け取ると、ツアーで申し込んだためにカップルの集団に囲まれる。。考えてみればホテルを取って海外に来るというのが初めての経験なので、それだけで歳を取ったなという気になってしまう。市内に移動して、10ヶ月ぶりに会う彼女と合流し駅まで歩く＝新鮮。
世界の車窓からのオープニングを飾ったというキュランダ行きの鉄道にのると、にわか鉄道マニアの血がさわぐ。
車窓から見えるオーストラリアの住宅は軒並み高床式でバルコニーがついていて(熱帯地方であるこの地方独特のクイーンズランダーという様式らしい)、こういう風景を見ると異国の地に来たという気がする。
鉄道はゆっくりと山を登り始めてカーブを曲がるたびに長い車両がよく見える。頂上に着いて市場やジャングルを散歩したあとに大きなバルコニーのあるお店で昼ご飯を食べて、ロープウェイで山を下りる。眼下に広がるのは見渡す限り熱帯雨林でものすごいスケール感。新しい大陸なのだと思った。