椿三十郎/森田芳光

クリスマスシーズンに見るによほどふさわしくない映画@六本木。
最近時代劇ものを気づかないで好んでみているんだけど
もはや伝統芸能的であって多くの人が知っているあたりまえのことを
あえて繰り返すことの中に含まれる
非常に長い時間のスパンをもった種の起源的な感覚というか
長い時間の流れに身を任せるみたいなことの中に
この浮き足だった超高速情報社会の一発芸の積み重ね的状況に対する
打開策が見いだせるような気がしているのだけど
どうにも言葉がうまくみつからない。。。
映画は織田裕二がはまり役だと思う。

クリスマスということで東京の西欧的広場の位置づけを担っている六本木ヒルズでは
ドイツのクリスマスマーケットが出たり
合唱団によるコーラスのイベントが行われたりしていて
そういう伝統的にというか慣習的に何世紀も前から毎年行われていて
向こうの時間の流れの中に身を投じられる感じが
たまらなくいいなと思う次第。