ツール・ド・沖縄2008
先々週の観戦から一転、見る側から走る側に。
日本で行われる数少ない公道を使った市民レース。
飛行機とバスでほぼ丸一日の移動でなんとか前日の夕方について海岸線を少し走る。
走り出すと
海風がすごい気持ちよくて
見える海は本当にきれい。
なのだが
先週痛めた膝が痛い。。。
やばい。。。
まあごまかしごまかしで行くしかないかと思い直し
夕飯を食べてディレイラーの最終調整をしていたら
今度は突如ブチンとすごい音。
立ててシフトワイヤーが切れた。
え?? orz
すっかり夜も遅く今から直しに行くあて
ないし外は雨がどしゃぶり。。。
仕方なくこのタイミングで切れる自分のツキのなさと不摂生を悔やみつつ
明朝スタート会場にメカニックがあることを祈って眠る。
翌朝5時前に起きて朝食を済ませ暗くつめたい雨の振る中会場へ。
だけどどこを探せど誰に聞けどメカニックはおらず
マシンはそのまま2段変速(20段中)が決定に。。。
いけるのはどうやったって峠の手前80キロまで。
雨は依然として強く振っている。
まあいいか。
行ったれー。
ってことでレースはスタート。
トップギアで漕ぎ出す。
雨がすごいせいか集団は35kmくらいのペースでしか進まない。
ときどき緩くアップダウンがありその度にダンシングで重たいギアを踏む。
それでも集団走行は楽だ。
ときどき落車が起こったりアップダウンでペースは多少変わるも
トップギアだけで十分いける!!(←あほな思い込み)
雨も泥はねもすごいけどこの集団でうねうねとした道を抜けて行く身体感覚
各個人の身の回りのスペースのコントロールが大きな塊となって少しずつ形を変えて動いていく。
楽しい!!
膝の痛みだけを除けば。。。
ときどきある上り坂がとにかく恐怖。
30KM過ぎ。目の前に200Mくらいの激坂。
こいつはやばいかと思っていたら坂の途中で運悪く前で落車した奴がいる。
当然集団のスピードにつれて僕もスピードを落とす。
落車して手を上げているのは良く見るとKRV。
おい!と思ってさらにスピードを落としてしまったのが早すぎるレースの終演。
坂を上がりきれず、集団の背中を見送る。
関門で回収されるまできれいな海岸線と強い向かい風とつらい膝の痛み。
今年は仕事に相当追われて自転車に打ち込めない年だったけど
来シーズンはもう少し本格的にやりたいと心に誓う自転車界2008シーズンの打ち上げ。
レース後は太陽も出て、いつもお世話になっているなるしまフレンドの人たちらと
ビールを飲みながら立食パーティ。
しかし膝を少しでも曲げると激痛なのにビンディングで脚を固定しながらペダルを回さなければいけない構造に、愛車は拷問マシンと化していた。。