ウルトラミラクルラブストーリー

crz_joe2009-06-21

最近映画で外すことがなかったのだけど
これはちょっと衝撃的でした。
圧倒的な不快感を狙いとしている映画。
別にそういう映画があってもいいと思うんだけど
なんか期待してたものに対して奥行きが裏返ってる感じなんだな。


そういう意味では面白かったとも言えるか。。
しかし小説って結構不快感を前提としているジャンルな気がするけど
なぜ映画って不快感に対して抵抗があるんだろうか。


って書いてみたけど考えてみたらそれってメディアの問題というより
最近の傾向なのかもね。
みんなできれば笑えるもののがいいし、不快な思いは避けたい。


相手に不快な思いをさせることを喜びとしてきたw僕ですらそう思うもんな。


でも人間泣いてる時間より笑ってる時間のが圧倒的に長いって別の映画で麻生久美子も言ってたじゃないか。
だとすればもう少し不快感となかよくやっていける社会のデザインにならないものだろうか。


そう思うとこの映画はキャストといい宣伝といい
明らかに狙って不快感の提示を狙いとしてつくられたシュールコメディだ。


だと思うと悪くなかった気がしてきたw