数寄者の社会

留学時代の友人のgtzに誘われて異業種交流会なるものに参加。
なんか最近流行ってるんですかそういうの。
若くして起業したような人がたくさん集まってて
サプライズな演出を代行する会社とか
グーグルでの検索を上位にする会社とか
光熱費とか保険料を削減してくれる会社とか
とにかくよう分からんけど稼ぎたいという熱意にあふれた人がたくさん。。。


おいしいお酒がなかったので
終わってからgtzと飲みなおす。


話しているとお互い最近物欲がなくなって
好きなことをして暮らしている生活が幸せであって
お金持ちになりたいみたいなことが一切なくなったという話になる。
Gtzはいい意味で欲に駆られてどんどん成功してお金持ちになっていくタイプだと思っていたので
正直驚いた。


社会が変革しつつあるのだ。
リーマンショック以降あぶく銭を稼いでいた人たちが
そういう拝金主義から離れていくことで資本主義は徐々に崩れつつある。
結果として若くして成功することを望むのではなくて
好きなことをずっと続けていく人が迎合される社会になりつつあるのじゃないかと。
ホリエモン小室哲哉、のりpの事件はその象徴で
斎藤和義とかpillows、スカパラみたいに自分を貫いてきた人たちが徐々に売り上げを伸ばしているのも象徴的な事実だ。


最近僕が良く思うのはほんとに建築が好きで
好きなことだけやって(安い給料だけど)暮らしていて
好きな人たちやものに囲まれて幸せだということ。


自分の好きなことを追及する者が暮らしやすい時代が
やってくるのだと二人で盛り上がる。
数寄者の時代。