COUNT DOWN JAPAN 09/10
今年最後の大遊び。
頭からオオトリまで全部で15組見てきました。
酒飲んでは飛び跳ねて汗かいてまた酒を飲む。
とても30過ぎたおっさんのすることと思えないw
今年はクリスマスにフジファブリックの志村君が突然亡くなった悲しみを
多くのバンドがはっきりと口にしていて
生きてこうして音楽を楽しめる喜びを強く感じてきました。
15組も一日にロックバンドのライブをみるというのはとても面白くて
アジテートする立場上とにかくアツい人が多いんだけど
そのアツさ、一体感を生む空気の演出にもいろいろあって
僕も熱苦しい、面倒くさいタイプの人間として学ぶところが多かったw
泉谷さんはとにかく型破り。忌野も志村もちょっと休んでるだけなんだと哀愁を誘ったあとこれはリハだからと言って「雨上がりの夜空に」をやり始める。
ボトルの水を頭からかぶってテンションをあげるが水が鼻の中に入りほとんど歌えなくなるwそのせいか30分のステージのうち半分くらいはステージ上にいない意味の分からなさw
The BAWDIESは若いからなのか。アジってるんだけど妙に敬語で皆さんまだまだ飛べますか?声を聞かせてくれますか?と太い声でいうところが妙にホストっぽくて、連れ曰く女子受けすると。
驚異的だったのはサンボマスターの山口隆。今年一年つらかったことは全部僕が預かります的なスタンス。共感を誘うというよりは一段高いところにいる感じ。計算し尽くされたMCで曲につなげていく。コール&レスポンスが「愛と平和」!すごいビビったw周りには妄想系男子が異常に多くほとんど宗教家と言った方がいいかもしれない。
怒髪天の増子さんは相変わらずの面白さ。今年一年失敗だらけだったんだろ。じゃなかったらこんなとこ来てねーだろ。と落としておいて、同じにおいを感じるから分かると言って一体感を誘う。すごいと思ったのは違う時間なのにカウントダウンを始めちゃうところ。
一番巧者だなと思ったのは明け方のオオトリSCOOBIE DO。カウントダウンの終わったカウントダウンフェスのこの時間に残ってる俺らは最高のロック馬鹿だと大騒ぎ。切れ目なくMCと曲をつないでいく感じがライブチャンプを自称するだけあって見事。熱すぎるんだけど茶目っ気があってよかった。
見たのはandymori、東京スカパラダイスオーケストラ、COMEBACK MY DAUGHTERS、bonobos、detroit7、THE BAWDIES、HALCALI、サンボマスター、YOUR SONG IS GOOD、エレファントカシマシ、怒髪天、フラワーカンパニーズ、竹内電気、ザ50回転ズ、SCOOBIE DO
スクービーの小山さんがこの時間まで残ってる人は人生を楽しむ才能があると言っていたけど、楽しみ過ぎもどうかと思うわw