チェルシー 街の使い勝手

ハイライン沿いの倉庫街は今やすっかりギャラリーとなっているんだけど
誰でも無料で入れて、中には600平米はあろうかという大きなワンルームもあってとても楽しい。
コムデギャルソンもそんな並びにある。
なんでこんなことができるかというとやっぱりひとつの箱が大きいから。
大きいというだけでこんなにも使い勝手がいいのかということに感動する。
日本はひとつの箱が小さすぎて使い勝手が悪すぎるのでそれを考えることで終わってしまって街のまとまりまで話が広がらないのだ。
ニューヨークはそういう意味でゾーニングがちゃんとあって、日本みたいにどこにも電気屋があるとかじゃなくて、5-10年ごとくらいにホットなスポットが移動しつつゾーンごとに盛り上がっているのは、この辺にはいい服屋がいっぱい集まっているみたいな歩いていて偶発性を期待できるからとても街歩きが楽しい。