十和田-八戸


朝一で十和田市美術館を堪能し
小雨の中、八戸を目指す。
十和田の商店街を通ると
美術館の草間彌生展とリンクして
全てのショーウィンドウが水玉模様。
ひとつの建築が与える力に元気をもらう。
八戸に着くなり市場へ直行。
市場で魚介類を買い付けてそのまま七輪で焼いて食えるシステム。


普段パッケージされた食べ物にしか触れない僕らにとって
こうして目の前で牡蠣をホースの水で水洗いされたり
ウニの殻をバキバキ剥かれたりするのを見ていると
食べるってもっと野蛮な行為だったんだなと思う。
八戸は意外と市街は海から遠くて
せっかくだから太平洋を眺めたいと海の方向へ走る。
途中八戸城跡を見ると5000年前の遺跡とほとんど変わらなくて驚く。
寒い東北でいかに文化が発展しなかったか。

そしてそれを二つの美術館がいかに補填しているのかを思う。
海辺は北の港町らしく主役が人ではなくウミネコだった。
天気はなんとかもってくれて八戸駅前で温泉で汗を流す。

数えればこの3日で5回温泉に入っている。
青森はどこにでも肌がすべすべになりそうな温泉があるところがいい。
帰りは新幹線を始発から終点まで、ビールをお供に。