横嶺格「とおくてよくみえない」@横浜美術館

crz_joe2011-03-20

草野球の後、ぎりぎり間に合う。出たのは閉館時間から1時間くらいすぎていた。


見て思ったのは、人は何かを理解しようとするとき、型にはめようとするのだということ。そして、つくる側、伝える側からすれば世の中には型にはまるか、型からはみ出すか、しかない。


高嶺さんの作品は型はまりつつ、同時に型からはみ出している。
そうして高嶺さんは、物事を既存の型を利用して理解しようとする感性の在り方を壊そうとしているのだと思った。大概のアートは型をはみ出すことで型を壊そうとするのだけど、そもそもの型にはめて世界を捉えるという在り方を壊そうとしている。