ぼんやりと世界を見ることと記憶による補完

crz_joe2011-06-10

視力が落ちたので、10mくらい離れたところの女の子は、輪郭で認識し、記憶のストックの中からその輪郭に似た一番かわいいコに変換して認識している。都合のいい脳のシステムがつくる幸せな世界。
像がぼんやりしていると、記憶がそれを補完する。記憶が保管するときには、すでにたくさんあるアーカイブを必然的に利用して、別の情報を引き出しながら共に認識が起こる。そのシステムに興味があるので、僕はいつもぼんやりと世界を見るようにしてるのだ。
掘り下げたことをそのまま伝えるのではなくて、そのバックグラウンドの蓄積を利用してぼんやりと世界を見るようにしている。