これからのこと

crz_joe2012-07-04

ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ
http://blog.livedoor.jp/ygjumi/archives/67639066.html






ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。



これはかなり衝撃的な問だった。侵略の歴史である英米的な資本主義の開拓できる場がなくなって、実態のない金融というフィールドの開拓も終わった後で(アメリカはまだTPPに活路を見出そうとしているけど)薄々気付いてはいたけど、考えを改める必要は差し迫っている。



独立して資本をぐるぐる回してる首都高みたいなところから降りてきた感覚がある。下みちを 走っているとき、僕は殆どお金を使わない。
一方で仕事を依頼してくる側にも安くていいものっていうイノベーションが必要だって思っている人は多い。しかしその先には資本主義の崩壊しかない。その場凌ぎだ。
高速と下みち、これから世界は二分していくんじゃないか。そして建築家はそれをつなげるとこにいると僕は思っている。


これからの社会のことを考えるとき、縮減していく社会をどうするかと考える前に、縮減させない方法を真剣に考えないと、経済が回らなくなる。とにかく子供 を生んで育てやすい都市社会環境をつくることが必要。そうすると、在宅勤務とか保育所施設付きのシェアオフィスに可能性が見出されてくるはず。
これだけネットワーク環境が整って情報をオンラインで共有できたり、Skypeとかで遠隔のコミュニケーションも取りやすい時代に、ガソリンとか電気とかを大量に使って会社までの往復はナンセンスだし、そのせいで子育てができないとかっていうのは、もうとても残念。
まずは職住を近接させることが何よりのスタートであるべき。