ライオンキング 劇団四季

映画じゃなくて演劇だけど。。正直これほどとは思わなかった。舞台の写真とか を見ているだけだと果たしてこれで世界に入り込めるのか不安だったが最初の5分で完全に捉まれた。客席と舞台との境界がないのだ。気がづくと象が隣の通路 を歩いていたし、頭上を鳥が舞っていた。演出もさることながらこの表現力は見事だ。人間が演じていることとそれが実際に動物に見えることのバランスが絶妙 で、人間が気にならないながらもそれが卓越した衣装と装置によって表現されているひとつの作品であることを感じられる。ストーリーが分かっていてもいちい ちどう見せてくれるのかが楽しみでならない。見てない人はぜひ。
飯を食いながら彼女と劇団四季の役者の将来について語る。どれくらい稼いで将来どうするのかなど。最近こういう一枚岩的な社会を生きている人を見るにつけこういう心配をしてしまうのは良くない癖だ。