染まらない

久々に元都立大藤木研仲間のAとOと飲んだ。それぞれ組織設計みたいなところに就職が決まっている2人の建築 に 対する視点というのは専ら建築がどう使われるかということと、建築に対する一般社会の理解のなさへの嘆き。2人とも計画系だってこともあるのでやはり視点 は使われることに寄っている。しかし東工大はつくること都立大はつかうことが重視されているというのが3人に共通した結論。そういう視点を持っているから こそ社会性の話になり建築の一般に対する理解の低さが嘆かれているのだが今の良く知らないおしゃれ似非建築家が横行している世相はより建築が理解される時 代への移行期間なのかもしれないと前向きな意見が出た。彼らは僕らが歳を取る頃にはいい時代になっているだろうかと言い、僕はそうしたいと思う。