夢日記

久々にはっきりした夢の中で僕はバトルロワイヤル的状況の中にいた。つまり僕は何だか分からないけど命を狙われている状況下で小屋の中に隠れていて、一緒にいた前田亜季とすごくいい関係だったのだ。そして僕はそういう年頃の男女が一様にそうであるように、すぐ隣で肩を寄せ合う前田亜季にすごくドキドキしていてたし、彼女のことを守ってやろうと何だか強く思っていた。山本太郎はいなかった。やがて人の気配を近くに感じた僕らはその小屋を抜け出し手をつないで 2人で追っ手をかわしながら逃げた。ところがそんな僕の青臭い意志も虚しく、何かの拍子で僕の前にいた前田亜季の手が僕の手から離れ、彼女は崖の下に落ちて死んでしまう。
気がつくとバトルロワイヤルのゲームは終わっていて極めて日常な中学生生活が戻っているのだが、僕は彼女の全身の穴から血を流しているにしては美しすぎる死に顔を忘れることができず、そのとき一瞬手が離れてしまったことを悔いながら彼女の死んだ場所を捜し求めて彷徨い歩くのだ。そして僕の頭の中には手と手が離れ彼女が暗闇に消えていく瞬間が何度もスロー再生されつづけた。


ところで僕はあれを見て以来、柴咲コウが今でも怖い。