欲望に素直に

新橋のガード下に詰まっているいろいろなものを見て僕は、この社会特に経済というのは人間の欲望の総体なんじゃないかと思った。絶対的に否定できない人間の欲望の存在がまずあって、例えば地位のある人ほどその欲望が他の人の欲望に勝つみたいなルールが存在する中で(それを神の見えざる手と呼ぶ人もいて)、それらがいろいろと折り合いをつけた結果として社会ができているんじゃないかと。
で新橋のガード下のどんなスペースでも使ってやろうみたいな欲望は物凄く説得力のあるデザインを生み、メイドイントーキョーとかペットアーキテクチャーみたいな発見のされ方をしたんじゃないかなあと。そんなことをドイツ料理の店の帰りに思った。この街では欲望がデザインされていてとても気持ちがいいと。

欲望をもっとプレゼンテーションしながら生きるぞう。