どっちつかず

意志なくして悪者になるのは嫌だなあとずっと思っていたけど昨日のニュースで小泉純一郎のあまりに頑ななどっちつかずな態度を見てああこれは歴然としたストラテジーであってずっと日本人はこうであったしこの姿勢というのは欧米の価値観の強い国際社会の中で今は評価されていないけど本当は評価されうる姿勢であるのだなとイタリアのコモ湖畔でかれこれ1年半旅を続けているという日本人が共同作業で欧米人がいかに仕事をしないかみたいな話を聞いたとき以来久々に思った。


確かに欧米の人はしっかりとした自己主張をするけどそれって結局すぐに利権の問題になって、ひとつの社会の中では埒があかないみたいなところがある。今世論ははっきりとアメリカ批判に流れているけど、そう偏ってしまっているのもまた問題でイラクもやはりそれなりにまずいところがあるし、最終的にその善悪を判断するのは偏った報道にかたちづくられた偏った世論ではないのだ。


まあとても何かを諦めたようなポジティブさで見ればだけどね。


などとつまらない前置きを書いているうちに今日書こうと思っていたネタを忘れてしまった。