混同

今日奨学金のために週に10時間働いているTUの留学生課で、たまたま座っていた席の袖机の3番目の引き出しを開けた。コンドームが入っていた。


2番目には黒板消しが入っていて4番目にはアツアツのチーズフォンデュが入っているに違いないと思った。1番目にはボールペンやマーカーやハサミやスティックノリが入っていたが僕はもうそれをまともだと思わなかった。僕は3番目からコンドームの箱を取り出し袋を開けて1番目の引き出しのスティックノリに被せ4番目のチーズフォンデュの中に放り込んだ。埃っぽいのは苦手なので黒板消しには手をつけなかった。コンドームはとても不味そうに見えたけど彼がいつも悩まされていた偏見から逃れることができたようだった。