生アルプススキー

冬休みに入って早々、生アルプスへスキーに行ってきた。5年ぶりくらいに長いスキーを履いた僕だったが、あの畏まったスタイルというのがどうにも性に合わないようで最終日には結局ストックを捨ててしまっていた。それにしてもやっぱりドイツスキーハイレベル。
初日散々迷った挙げ句結局スキーウェア姿でミュンヘンの中央駅に着いてみるとウェア姿どころかブーツ履いて板抱えている人がかなりいて、夜行バスや超早朝マイカーでしかスキー場に行ったことのない東京育ちの僕としてはこれはかなり感動的な風景だった。こういう風景に出会うとき最近僕は都市のスケールについてよく考える。ミュンヘンが住むのに本当に快適なのは非常にコンパクトだからで、最近こっちの人に出身を聞かれるときいつも東京だと答えるそのTOKIO の前に「巨大なungeheuer」とか「気が狂ったみたいにでかいverruckt gross」とか言ってしまうのは、東京の煩わしさがあの巨大さにあったのだと改めて気づいたからだけど、本当は出身は千葉です。