都市の大きさを楽しむには

郊外都市がないわけではないが確かにドイツの都市は法律でスプロールを防いでいるから非常にコンパクトだ。コンパクトな上に交通手段もかなり充実している。そういう意味じゃ必死に地下鉄を伸ばして上物に追いつこうとする東京を当然のように思っていたけどあれはかなり都市計画的に後手後手なのだと分かって、本当は都市計画そのものの存在を忘れてました。
それでは東京をコンパクトにしてみよう。というのは到底無理な話だから、移動手段をどれだけ楽しくできるかということを考えてみるのはどうだろうか。今電車の中にあるジョイと言えば寝る音楽を聴く本を読む前の女子高生のパンツを気にする痴漢をするくらいの話でこれだとかなり根暗。例えば本当に痴漢の出来る風俗車両とか漫画喫茶車両とかがあったらかなり儲かるのではないだろうか。京王線とか小田急とか東武線とかいわゆるターミナルから郊外に帰っていく車両に食堂車や寝台車があってもよい。フィットネスクラブ車両というのもよいかもしれない。山手線にはショップ車両がいい。たまたま乗った車両で思わぬ掘り出し物を見つけるというのは街をブラブラ歩いて偶然気になるショップを見つける感覚に近いのではないかと思うけど、本当はラッシュで商品がグシャグシャになってしまいました。