ドラクエ8世代

talbyもそうだけどあれだけ発売にウキウキしてたのに出てしまった途端興味がなくなってしまった。
そもそも僕PS2持ってないしやる暇もないのだけど。

でもあの「見渡す限り世界がある」デモ画面を見て驚くのは、逆に今までの2次元的な世界の解釈の仕方のすごさの方である。

そもそもドラクエというのは2次元で描かれた世界を法として、最初は一つの村と一つの城の間の小さな世界だったものが、冒険を進めるにつれて船、気球(鳥)のように段階的にアイテムを獲得していくとそれが拡大していって、ああ世界はこんなにも大きかったのかと感動するところにこそ面白みがあるのに、8でははじめから見渡す限りに世界があって、最終的に(か知らないけど)空を飛ぶ乗り物を獲得すると極めて2次元的な世界を獲得できると言うところに、僕は魅力を感じ出せるかが疑問だ。

逆に言えばこれはつまりゲームのメイン対象者を子供たちではなく僕らドラクエ世代としているからなのかもしれない。僕たちが時代と技術の変化に感動しつつ最後には懐かしい2次元的世界に近づくように演出されているからなのかもしれない。