風俗街の構造

夜なら風俗好きな地元の友達と盛り上がり車を飛ばして風俗街を散策する企画、横浜黄金町、川崎堀之内、浅草吉原を巡る。まず思うのは繁華街の中心との距離関係。いずれも徒歩では行きにくい距離関係にあって、地域が匿名性を獲得するまで繁華街からは引きをとっている。徒歩では行きにくいから当然街の中のタクシーや黒塗りの車が多い。通り沿いの店の前には黒服の男がどこにも立っていて、車で通過するだけでもガラス越しに声をかけられる。そこから1本路地を入ると堀之内には飾り窓があったりしてかなり楽しげだったけど黄金町のガード下にあったと言われてる飾り窓地区は結局見つけられず(http://www2.tba.t-com.ne.jp/oldyokohama/kogane.htm)。街としてかなり強い構造を持っているのはやはり吉原で、風俗情報喫茶という磨りガラスのファサードを持つ喫茶店やランジェリーショップなどが風俗店と共に軒を連ね、街としての規範を強く生み出している。