コミュニティの可能性について

最近結構mixiにはまっている。
mixiのシステムというのは人と人のつながりと、自分の好きなもののコミュニティで成り立っている。
コミュニティというのはたとえば「建築をやっている」とか「OASISが好き」とか「やせたいけどやせれない」とかいろいろなジャンルにわたる自分が話のできる領域のことだ。


これを成立させているのは「他人と何かを共有できることの楽しさ」である。


たとえば合コンに行って話のレンジが広い人が重宝がられるのは、他人と何かの話題を共有できるのが楽しいからだ。
そしてそれが膨大な情報があふれる現代社会であればなおさらである。
更にその情報を共有できるコミュニティが小さければ小さいほど僕らはそれを楽しいと感じる。
mixiにはこの極めて単純なシステムでできていて
たとえば秋葉原の例のようにコミュニティを小さな単位で囲い込むことは、
都市の魅力を構築していくロジックとしては絶大なもののように思う。
もちろんコミュニティの多くは場所を選ばないものが多い。
だけど中には場所とものすごく密接にできているコミュニティもあって、
たとえばスポーツチームのコミュニティはスタジアムにくっついているし、
住んでいる地区のコミュニティというのも当然ある。
多摩川沿いでジャンベを叩く」なんていうコミュニティは
場所の特性をアクティビティがつかんだコミュニティとして
かなりダイレクトに街の使い方になっている。



ちょっと注目。