援交から天皇へ/宮台真司

援交から天皇へ―COMMENTARIES:1995‐2002 (朝日文庫)
宮台の本を読んだのはものすごく久しぶりだったけど内容はここ10年変わっていないように思う。
でも当時の郊外論はものすごく先見の明があったと僕も思って、
全てが必要な何かをする場所として計画された都市計画の逃げ場のなさについて
宮台氏が学校の屋上を例にとって説明するときに
僕らは建築計画学の破綻についてももっと敏感になるべきだったと思って
計画し尽くしてしまうことの無意味さを
最近はいろいろな建築家が実践しているように僕には思える。