中期ポストモダン

オープンデスクにきている学生の年が19とかで、もう僕と9つも違うことになるその彼との
ジェネレーションギャップを楽しみながら話していると、これからの世代にとって
知識というものをどう前提にしていったらいいのかを考えると呆然としてしまう。
身近な例でたとえば音楽を現在の音の基盤を遡ろうとしたら、ロックであれば今なら
beatles後のzeppelin,pistols,the who,deep purple, stones etc...
だいたい40年もあれば遡れることになるけど、これからの世代はその量がどんどん膨大になっていくのを
誰かがいちいち遡るのだろうか。
そうした中で「つくる」という作業が改めてどんな意味を持つのか。
昨今いろいろな世界が知識を前提としてものをつくるようになってきている。
サンプリングしかりリメイクしかり若井おさむアムロ漫談しかり。
オマージュとかパロディとかリメイクとか言った言葉に新しい意味や価値が付け加わったような言葉を
何か開発する必要があるかもしれないと、ダッシュ四駆郎を知らないミニ四駆世代を前に
ふと思う。