サマーソニック07/2日目

crz_joe2007-08-12

午前中はゆっくりしようと思ったけど平日の時間通りに目が覚めてしまったので
幕張入りし、アウトレットで買い物に走る例年通りの展開。
まずはメッセでRYUKYUDISKO
http://jp.youtube.com/watch?v=xZPN7wXESCs:MOVIE
朝の時間帯にしては相当入っていたけど、
クラブサウンド+ローカリティという構図が非常に90年代的。


そのまま今年初ビーチへ移動し、続いては日本版Jack johnsonのCaravan。
http://jp.youtube.com/watch?v=G4gJdAsUBZ4:MOVIE
あまりに混んでいたので柵の外で聞いていたけど
ビーチで聞くにはあまりにも最適な音楽。
次のカヒミカリィを一目見ようとすごい人が来たけど
カヒミはあまりにエンターテインメントとしてひどかった。


そこからおおはた雄一+高田漣の新ステージへ。
トラックの荷台がステージになった周りに
デッキチェアを並べて100人くらいの人が座っている
ものすごくゆるい風景。
振り返ると芝生の広場にハンモックがいくつも吊られている。
カレーを食べながらビールを飲んで音楽に聴き入っているうちに
いつのまにかうとうとしてしまっていて
飛び起きてあわててメッセまで戻る。


天才コナー・オバーストの独りバンドBright eyes

バックバンドが10人以上いる大所帯で
しっかりしたサウンドになっていたけど
本当は座ってしっとり聞かせるようなアコースティックナンバーも見たかった。
この後SUNSHINE UNDERGROUNDもUNKLEも少し見たけど
今やバンドスタイルの人たちもDJメインの人たちも
踊れる方向に音がすごく似通っているので
そういう点ではすごく新鮮。


しばらくするとCINDY RAUPERを見に来る人がものすごい数。
http://jp.youtube.com/watch?v=XH3vvXi8k8M:MOVIE
毎年来ているせいか最近fesに来ると、二度と見る機会がなさそうなものを
見たくなってしまう傾向がある。
自らスカートをたくし上げて赤いパンツを見せびらかすシンディ。。。54歳。
きっとこれから僕は女の子が赤いパンツをはいているのに出会うたびに
彼女のことを思い出すのだろう。
しかし54とは思えない声量とパフォーマンスで昔の曲を歌ってくれて
会場はかなり暖まる。


はしゃぎすぎて楽しみにしていたCORNERIUS GROUPをほとんど寝て過ごす。
PVや映像で盛り上げていたけど元々ライブ向きな音ではないよな。
http://jp.youtube.com/watch?v=7AeodCMHCFk:MOVIE


トリは割と迷わずにPET SHOP BOYS
http://jp.youtube.com/watch?v=seKED39QqTU:MOVIE
ステージ上にはキーボードひとつという恐ろしくミニマルな構成だが
後ろの巨大スクリーンと実際のステージ上でダンサーが踊り狂う、よくできた演出。
今でも新譜が出ると買ってしまうけど
もう15年以上も前に溺愛していたきわめて80年代的な音を
この歳になってようやく生で見れるというのは、
ものすごく感慨深くて、そこに成熟した社会の縮図を見る思いがした。
社会が膨大な記憶の積み重ねとして成熟していくと
その積み重ねを振り返る行為=ノスタルジーが重宝されていく。
元々時間の積み重ねを取り扱う建築界だけが
それをうまく使う方法を見いだせていないという感じがする。


話がそれたけど最後に期待通りIts A SINの後にGO WESTを会場で大合唱して
みんな笑顔になって会場を後にした。