melting point /ジム・ランビー、エルンスト・ネト他

夏休み初日。オーストラリアへの飛行機が夜発なので、ゆっくりと準備をし、足りないモノを街に買い出しに出かける。
ドイツに飛ぶ前に買って以来となるジーンズを買い、本屋で奥田英朗の文庫本を2冊買って、銀行でT/Cを買うと、それでも時間が余ったので地下鉄をひと駅乗ってオペラシティへと向かう。
3人のアーティストによる空間芸術展。最近美術館から遠ざかっていた事実を入った瞬間に揺さぶられる脳に教えられる。
反射のあるビニールテープをストライプ状に敷き詰めたジム・ランビーの作品の作り方は、白く角がない空間の中に模様をちりばめた渋谷清道や、布の伸縮性がつくりだす新しい空間的な可能性を追求したエルンスト・ネトと比べてコンテクストに対して発見的で共感できる。
狙い通り平日でものすごく空いてよかった。