茄子 スーツケースの渡り鳥/高坂希太郎

一日本当に自転車三昧だったので、寝る前に自転車アニメで締めたろうと思い借りる。
黒田硫黄の原作で宮崎アニメの作画監督の高坂さんが監督を勤める。
紅葉の美しい日本の栃木をレースの舞台としていて画もきれいだし、レースのシーンの表現も迫力があってよかった。
自転車競技の辛さに対する自問自答と、それでもこぐ人間の美学。
スターのいない弱小チームがいかにしてレースに勝つかという駆け引きもうまく描かれている。
一般受けはしないんだろうけど、60分じゃなくて120分でも楽しめただろうになー。