REALIZE 立脚中国展開世界 迫慶一郎/松原弘典@ギャラ間

crz_joe2007-12-08

自転車に乗って向かう展覧会はしご。
途中絵画館前の銀杏並木がオー!ブラザー!並に黄色い。


展覧会は中国の桁外れな盛り上がりよりも
そんなにあか抜けてなくて結構苦労の多い状況をよく伝えている気がする。
中庭にこれからの中国は明るい的な中国人のインタビューがあって
それが脳にグサグサとささってくるおもしろさ。
みると日本の60年代的状況を想像できて
なんだかものすごいノスタルジーを感じる。


でも建築家として40年進んだ国にいる人間ができることってもっとあるんじゃないのか?
セコセコした表層の違いが40年の間に培われたモノだとしたら
僕は正直やりきれない。
それともデザインの重箱の隅をつつく的な細かな実験のために中国の状況を利用している
その到底ギャラ間でやる価値があるとおもえない展覧会をやることによって
中国的状況を憐れもうという趣旨なのか、
ちょっと主催の意図が読めない。