スタジオジブリ・レイアウト展@東京都現代美術館

crz_joe2008-09-15

行ってしまいました。混んでましたものすごく。上野並みに。
でも普通に2時間3時間いれてしまった。


本当に宮崎先生今まで偉そうに批評したりしてごめんなさい。て感じでした。
アニメにおけるレイアウトとは絵コンテの次の製作段階に当たって、まさに建築の設計図的な役割を果たすのだけど、僕らが普段、原風景のように見慣れたナウシカラピュタのシーンの1枚1枚が動きだす前のひとつのスケッチ画として展示されている。


その1枚1枚の構図の完璧なこと!


僕はパース1枚書くのでさえ、ここまで美しい絵として書けないのに、それでアニメを作ってたなんて。。。
深く反省しました。

宮崎監督がインタビューの中で言っていたことで非常に印象的だったのが、絵というのは正しくなくても気になったものは大きく見えるし、そうでないものはあまり見えてこないという話。
いかに正しく描くかではなくいかに人をあやかすかだとしゃべっていて、この人は本当にアニメというものを分かって自覚的に作っているのだと感心する。


関係ないけど千と千尋湯屋の手前の橋が鉄骨造なのにビビリました。



写真は岡田公彦さんのインスタレーション