エコシティへの夢想

でエコは疑わしい概念だとしても省エネルギーのために都市はどうなるべきなのかと連れと議論する。


たとえばエレベーターがなくても生活できる建物の高さというと5階が限度だろう。
ドイツでは旅行帰りのときは重いスーツケースを4階まで上げるのに苦労したけど
苦ではなかったのは困っていたら誰か手助けしてくれる住人がいたからで
逆に建築に不便があれば協力し共有する社会は復活するのかもしれない、なんでも自分だけで済まそうとするから過剰設備、過剰エネルギーになるのだと思う。


そういう意味では何でも共有するというのは省エネルギーにつながる。
東京の生活においてはもはや車の所有なってすっかりナンセンスになっているし、パリの自転車のように共有できるシステム(URL)があって、人口の縮小に伴ってヨーロッパのような衛星都市と化した都市間には充実した鉄道があればだいぶエネルギーはコンパクトになる。


住まい方についてもそうで、たとえば僕らはたまには人も呼びたいからという理由で大きな部屋を借りたりするけど、そういうのは最近の分譲マンションみたいに共用のパーティールームとかが充実してれば済む話なんじゃないか。
それならぶっちゃけ6畳一間で風呂なしでも共用パーティールームと共同大浴場があれば暮らせるだろうし。