GA展模型UPと新しい仕事の仕方について

今までにかけたことのない力を模型にかけたのは
CGでなんとなくできてしまった気分になっている自分に対する不安を払拭したかったのと
ドライな紙媒体では伝わらないものすごくウェットな世界観の表現が
ものすごく大事だと思ったから。


結果ものすごく熱のこもった模型になったと思うし
あの場所だからああいう建築でも建ちうるのだという空気感を
表現できたと思う。
誰もが僕がパンダや三国志に出てくるみたいな帆船を必要だといったときは冗談だと思っていたが
本気で僕は必要だと思っていた。
設計や建築とは関係のない第三者の存在によって伝わるものこそが大事なのだ。
だからみんな石上さんが好きなのだ。


つくってくれた学生やアルバイトのみんなに感謝したい。


最近仕事でも遊びでもとにかく目の前にあるものに対しては全力を注ぎ込めばいいのだと気づいた。
前の事務所ではかなり優先順位を大事にしていて
それで仕事も遊びもそつなくこなしてはきたけど、何か新しい物が生まれる感覚はなかった。


今はとにかく目の前にトランポリンがあれば限界まで飛ぶし
すべてのチャンスボールにはフルスイングをし、塁に出ればとにかく走る。
そんなに多くの人が足を運ぶ展覧会でなくても模型を出す機会があれば全力を注ぐ。
それで誰かが僕を笑ってくれればいい。


不器用でもそういうのでいいんじゃないかと思うようになった。


というわけで明日は5じ起きで栃木にjapan cupを見に行き、16じから千葉で野球の試合です。。
クネゴ、生バッソ楽しみ。。